2026年7月24日金曜日

明治ファルマによる小学校での「感染症・ワクチン授業」に断固抗議する

 明治ファルマは、長野県の小学校で6年生を対象に「感染症・ワクチンを学ぶ授業」を開催したと公表した。保健体育の「病気の起こり方」「感染症の予防」という2単元に対応した出前授業を初めて実施し、「子どもたちが感染症やワクチンについて楽しく学ぶ機会を広げるため、今後も全国の学校で展開していく」と宣言している。

この行為は、子どもたちの純粋な好奇心と教育の場を、製薬企業の宣伝の場に変質させる極めて危険な動きである。授業では明治のロゴを大きく映し出し、「このマーク、みたことありますか?」と問いかけ、天然痘の撲滅をワクチンの功績として強調するスライドを使っている。表面的には「楽しい学び」を装いながら、実際にはワクチン接種を無条件に肯定し、疑問を持たせないように仕向ける典型的なプロパガンダだ。

製薬企業自らが学校に乗り込み、しかも低学年から高学年にかけての重要な時期である6年生に対して「予防接種(ワクチンを打つこと)で撲滅できた病気もある」と一方的に教え込むのは、子どもに十分な情報を与えないまま「ワクチン=絶対的な善」という価値観を植え付ける行為にほかならない。副作用や長期的な影響、自然免疫の重要性、接種後の健康被害の実態など、不都合な事実は一切触れず、企業の利益につながる「打つこと」だけを美化する。

明治ファルマは感染症領域を標榜し、次世代mRNAワクチンの情報発信にも力を入れている。そうした企業が直接子どもたちに「楽しく学ぶ」機会を提供するという名目で全国展開を目指すことは、教育の中立性を破壊し、子どもの身体と心に対する企業による介入を常態化させる第一歩だ。親や地域の同意を十分に得たのか、授業内容の公平性は誰が検証したのか、一切明らかにされていない。

子どもは自分で判断する力がまだ未熟である。その場を利用して「ワクチンを打つことが正しい」と刷り込むのは、将来の接種率を企業都合で押し上げるための巧妙な戦略に過ぎない。私たちは、学校という公的な場が製薬企業の営業ツールとなることを絶対に許してはならない。明治ファルマは即刻、この種の出前授業を中止し、全国展開計画を撤回すべきである。保護者・教育関係者・市民の声を無視したまま子どもたちを「顧客候補」として扱う姿勢に、強く抗議する。

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