ファイザーが開発を進めるライム病ワクチン(PF-07307405、4回接種)が、主流メディアで「奇跡の薬」のように宣伝されています。しかし、実際の第3相試験データはまったく違います。
治験結果では、4回目接種後28日目時点で有効率73.2%(95%信頼区間下限15.8%)と主張されています。95%信頼区間を見ると、仮にこの研究を100回繰り返した場合、そのうち95回は有効性が15%程度まで低下するという極めて不安定な数字です。
ファイザー自身が試験の成功基準として「信頼区間の下限が少なくとも20%以上」と明確に定めていました。それにもかかわらず、この基準を自社で達成できず、主要評価項目未達成、つまり試験の失敗です。症例数が予想より少なかったため統計的成功を逃しましたが、二次分析で下限21.7%を辛うじて満たしただけです。それを根拠にFDAへの承認申請を進め、何百万人ものアメリカ人への接種を目指しています。
この状況は、過去のワクチン問題を想起させます。安全性や有効性のデータが不十分なまま推進され、長期的な健康被害のリスクを無視する姿勢は深刻です。ライム病は確かに厄介ですが、信頼できないワクチンに頼る前に、自然免疫や予防策を優先すべきです。製薬企業の利益優先が、再び人々の健康を脅かす可能性を強く懸念します。
私たちは、こうした不十分なデータに基づく大量接種を許してはなりません。真の健康を守るためには、独立した情報と個人の選択が不可欠です。