2026年1月11日日曜日

ラウンドアップの新成分に潜む危険性~日本での規制不足がもたらす懸念

 

最近、除草剤として広く知られるラウンドアップの成分が変更されたというニュースが注目を集めています。従来の主成分であるグリホサートが除去され、より安全な製品として宣伝されていますが、実際には新しい成分が導入されており、その毒性が従来のものよりもはるかに高い可能性が指摘されています。特に、日本ではこのような製品に対する厳格な規制が不足しているため、健康や環境への影響が懸念されます。この記事では、ラウンドアップの変更点とその潜在的なリスクについて考察し、私たち日本人がどう向き合うべきかを考えてみましょう。


📄ラウンドアップの成分変更の背景

ラウンドアップは、庭園や農地、公園などで雑草を除去するために長年使用されてきた除草剤です。元来、グリホサートという成分が主役を務めていましたが、近年、この成分をめぐる健康被害の訴訟や議論が世界的に増加しました。その結果、製造元はグリホサートを除去した新バージョンを市場に投入しています。しかし、この変更が本当に安全性を向上させたのかという疑問が浮上しています。

新製品では、グリホサートの代わりにジクワット(diquat dibromide)などの成分が使用されています。ジクワットは、急性毒性がグリホサートよりも高く、慢性暴露の場合では200倍以上毒性が高いとされるデータもあります。 

これらの成分は、雑草を迅速に枯らす効果がある一方で、人体や環境への悪影響が懸念されています。具体的には、ジクワットは神経毒として知られ、パーキンソン病のリスクを126%増加させる可能性が研究で示唆されています。また、腸内細菌を破壊し、炎症を引き起こすことで腎臓、肝臓、肺、心臓、筋肉などの臓器にダメージを与えることが報告されています。

さらに、新製品にはジクワット以外にもフルアジホップ-P-ブチルやトリクロピルなどの成分が組み合わされており、これらの組み合わせが全体の毒性をさらに高めていると指摘されています。ある分析によると、新たなラウンドアップの毒性は、従来品の45倍に達するケースもあるそうです。

これらの成分は、皮膚接触や吸入、さらには食品残留を通じて人体に取り込まれるリスクがあり、特に子供や高齢者、農作業従事者にとっては深刻な問題となり得ます。


👀日本での規制状況と懸念点

世界的に見て、ジクワットはEUやイギリス、中国など多くの国で使用が禁止されています。これらの国々では、環境への影響や健康リスクを考慮し、厳しい規制が敷かれています。一方、日本ではラウンドアップやその類似製品に対する特別な規制がなく、グリホサートを含む従来品も引き続き使用可能です。

農林水産省や環境省による残留基準は設けられていますが、日常的な使用量や暴露リスクに対する包括的な制限は不十分です。

この規制の緩さが問題視される理由は、日本での除草剤使用量が年々増加している点にあります。1989年から2019年にかけて、グリホサートベースの除草剤の使用量は大幅に上昇しており、2018年には過去最高を記録しました。

新成分を含む製品が導入されれば、さらにリスクが高まる恐れがあります。例えば、河川や土壌への流出が懸念され、水生生物への毒性が高いジクワットが環境を汚染する可能性があります。日本政府はグリホサートを発がん性なしと判断していますが、新成分の長期的な影響については十分な評価がなされていないのが現状です。

私たちの日常生活では、庭の手入れや農業、公共スペースの管理でこれらの製品が使われることが多く、無意識のうちに暴露されるリスクがあります。特に、オーガニック食品を推進する動きがある一方で、規制の不在が健康被害を招く可能性を高めているのです。海外の事例を見ても、規制強化が健康保護につながっていることを考えると、日本でも早急な見直しが必要です。


☝️私たちができる対策

このような懸念を前に、私たちはどう行動すべきでしょうか。まずは、製品のラベルをよく確認し、成分を理解することが重要です。可能であれば、自然由来の除草方法や有機栽培を優先しましょう。例えば、酢や塩を使った自家製除草剤、または手作業による雑草除去が代替手段として有効です。また、食品を選ぶ際は残留農薬の少ないオーガニック製品を選び、定期的な健康チェックを心がけるのも良いでしょう。

最終的に、消費者の声が規制を変える力になります。関連省庁への意見提出や、環境団体の活動支援を通じて、より安全な社会を目指しましょう。ラウンドアップの変更は一見進歩のように見えますが、隠れたリスクを無視できません。日本での規制不足がもたらす潜在的な脅威に、今こそ目を向ける時です。

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