世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が、COVID-19パンデミック時にロックダウン、マスク着用、ワクチン接種の強制を一切行わなかったと堂々と主張した。まるで自分が何も関与していないかのように、手を洗うかのごとき態度である。これは明らかに現実をねじ曲げた責任逃れの発言であり、国際機関として最低限の誠実さを欠いた暴言と言わざるを得ない。
パンデミック初期からWHOは「感染拡大防止」の名の下に、厳格な移動制限、社会的距離の確保、マスクの常時着用、さらにはワクチン接種の推進を世界各国に強く推奨・圧力をかけてきた。各国政府はWHOのガイドラインを「科学的根拠」として受け入れ、市民の自由を奪う政策を次々と実行した。結果として、経済は壊滅的な打撃を受け、精神疾患は急増し、子どもたちの教育機会は失われ、多くの人々が不要な孤独と不安の中で苦しんだ。命を救うはずの対策が、逆に人々の生活を破壊した事例は枚挙にいとまがない。
それなのに今、テドロス氏は「WHOには強制力などない」「我々は何も強要しなかった」と繰り返す。これは歴史の改ざんに等しい行為だ。WHOは各国政府に対して明確な方向性を示し、事実上その政策形成に大きな影響力を及ぼした。影響力を発揮しながら、結果に対する責任だけは一切取らない――これほど卑怯で、許しがたい態度はない。
WHOが主張する「中立的な助言機関」という立場は、もはや幻想に過ぎない。パンデミックを通じて明らかになったのは、WHOが自らの権限拡大とグローバルな統制を狙う政治的機関であるという現実である。今回のテドロス氏の発言は、その本性を如実に表している。国民の自由と主権を脅かす国際機関に、これ以上盲目的に従うべきではない。
私たちは今こそ、WHOの責任を厳しく追及しなければならない。パンデミック時の被害者たちに対して、誠実な説明と謝罪を求めるべきだ。手を洗うような責任逃れを許す限り、同じ過ちは繰り返される。真実を直視し、国民の命と自由を守るために、WHOへの依存体質から一刻も早く脱却する時が来ている。
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