宮古市内の介護タクシー3事業者で結成したグループ「さんリンク」は現在、新しい取り組みに挑戦しています。それは、「夜間に病院へ搬送された後、帰宅する手段がない」という方々をサポートするための当番制による夜間帰宅支援です。
先日、当番日に現場の状況を肌で感じるべく、宮古市内の病院へ視察に行ってきました。
🔍現場で見えてきた「夜間搬送」のリアル
夕方から夜にかけて、街中では多くの救急車が走っているのを見かけます。しかし、私たちの元に届く「夜間搬送・帰宅支援」の依頼は、実はそれほど多くありません。
「実際の現場はどうなっているのだろう?」
そんな疑問を抱え、特に呼ばれたわけではありませんが、救急搬送室の前でしばらく待機してみることにしました。すると、対応していた看護師さんから、
「今日、搬送された方は全員そのまま入院になりましたよ」
と声をかけられました。
なるほど、救急車で運ばれた方の多くが、そのまま入院という形で夜を過ごされているのだと改めて実感した瞬間でした。
🕙なぜ18時〜22時が「山場」なのか?
統計によると、夜間の救急搬送が最も多いのは18時〜22時頃と言われています。これには明確な理由があるようです。
📌仕事や学校が終わってホッとした瞬間に体調が悪化する
📌日中は無理をして我慢し、夜になってから限界を迎える
📌夕食や飲酒の後に、腹痛・胸痛・転倒などのトラブルが起きる
この時間帯こそ、私たちのサポートを必要としている方が潜在的にいらっしゃるはずです。そこで私は、当番の日は夜22時くらいまで病院付近で待機し、いつでも動ける態勢を整えておこうと考えています。
🏥22時の病院で見かけた、ヒヤリとする光景
そろそろ帰り支度を……と思っていた22時過ぎ、ある親子が駆け込んできました。
お話を聞くと、「子供がふざけて鼻にレゴブロックを入れたら取れなくなり、鼻をかませようとしたらさらに奥に入ってしまった」とのこと。
小さなお子さんがいるご家庭では「あるある」かもしれませんが、実はこれ、気道を塞いだり炎症を起こしたりと、かなり危険な状態になることもあるそうです。改めて、日常の何気ない瞬間に潜む事故の怖さを感じました。皆さんも、どうかお気をつけくださいね。
💪「さんリンク」は夜道も支えます
「病院から帰りたいけれど、タクシーがつかまらない」「介護が必要な家族を夜に連れて帰る手段がない」
そんな時は、私たち「さんリンク」を思い出してください。
地域の皆さんが、夜でも安心して受診し、無事にご自宅へ帰れる環境を作っていく。
私たちはこれからも、現場の声を大切にしながら活動を続けてまいります!
0 件のコメント:
コメントを投稿