2025年12月31日水曜日

宮古市の「命の水」を外資に委ねていいのか?水道事業の経営戦略案に意見書を提出しました


皆さんは、私たちの生活に欠かせない「水道」がいま、大きな転換点を迎えていることをご存知でしょうか。

現在、宮古市では「宮古市水道事業経営戦略」の見直しが進められています。人口減少による減収や老朽化した施設の更新など、厳しい現実に直面しているのは事実です。しかし、その解決策として安易に「民間委託」や「外資参入」の道が開かれることには、大きな不安を感じざるを得ません。

そこで私、伊藤俊介は、市民の皆さんの安心・安全を守るため、市に対して「意見書」を提出いたしました。

以下に、私が伝えた3つの大きな柱をご紹介します。


1. 「公営」の堅持と、外資への運営権譲渡の反対

他県では、運営権を民間に委託する「コンセッション方式」を導入した結果、水質や料金を巡って住民に不安が広がっている事例があります。
私は、たとえ効率化が必要であっても、「市が責任を持つ公営」を絶対に維持すべきだと強く要望しました。特に、外資企業に命のインフラを委ねるような手法は、将来に禍根を残すリスクがあります。


2. 命を守るインフラ更新(耐震化)の着実な実施

宮古市の水道管は老朽化率が高く、他地域と比べても更新が遅れているのが現状です。

能登半島地震などの災害を教訓に、磯鶏・高浜・佐原地区といった優先度の高い場所の更新を急ぐよう求めました。将来世代にツケを回さないよう、国費の活用や計画的な資金運用を求めています。


3. 「勝手に決めないで」透明性の高い経営を

令和9年度以降、収支が悪化する見通しが示されています。将来的な料金改定の議論が必要になった際、市民が不在のまま一方的に決定されることがあってはなりません。

徹底した経営努力を前提とし、もし負担増を検討するなら、市民への丁寧な説明会と情報公開を必ず行うよう要望しました。


✊私たちが今、できること

水道は、一度民間に委ねてしまえば、再び公営に戻すのは非常に困難です。効率化の名の下に、外資の利益が優先され、水質やサービスが切り捨てられることがあってはなりません。

今回の意見書が、少しでも宮古市の未来を守る一助になればと願っています。


【パブリックコメントの募集について】

宮古市では現在、この経営戦略案への意見を募集しています。
締め切りは令和8年1月21日(水)まで。

皆さんの声が、私たちの「水」を守る力になります。ぜひ皆さんも、市に声を届けてみませんか?

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