2025年10月6日月曜日

【大予言外れ】バーニー・サンダース氏の「水没都市」警告、2020年代半ばで検証してみた

 


「9年で水没都市」予言のその後:2020年代半ばの現実

2019年、民主党の大統領予備選挙討論会で、バーニー・サンダース上院議員は非常に恐ろしい警告を発しました。彼はカメラの前で真剣な顔を作り、「今後8~9年以内に対策を講じなければ、世界中の都市が水没することになる」と訴えたのです。
あの時、彼の支持者は「地球の危機だ!」と熱狂し、反対派は「また過激な環境活動家の極論か」と冷笑しました。

さて、2019年から数年が経過しました。彼の設定した「期限」は、まさに今、2020年代半ばに差し掛かっています。彼の警告通りであれば、ニューヨーク、東京、ロンドン...世界の主要な沿岸都市はすでに海の下か、少なくとも大規模な水没が始まっているはずです。

しかし、現実はどうでしょうか?

 * 「水没都市」はどこへ?
   世界の都市は、相変わらず海辺に立ち、ビジネスを展開しています。大規模な都市移転計画も、パニックによる不動産価格の暴落も、見られません。一部の地域で自然災害はありますが、それは「気候変動」なるもの以前から繰り返されてきた自然のサイクルです。

 * 「何億人もの気候変動難民」は?
   サンダース氏はさらに、「国連は、今後数年間で何億人もの気候変動難民が発生し、世界中で国家安全保障上の問題を引き起こすだろう」とも警告しました。現実には、国境を越える「難民」は政治的・経済的な理由がほとんどであり、「気候」が原因で国家の安全保障が揺らぐほどの事態は発生していません。

彼らの言う「科学者」の警告は、なぜこうも簡単に空振りするのでしょうか?


予言外しは今に始まったことではない

彼ら「気候変動カルト」の不安を煽る予言が外れるのは、実は今に始まったことではありません。彼らが騒ぎ始めた数十年前から、破滅的な予言は定期的に繰り返されてきました。

「石油が枯渇する」「食糧難が起こる」「氷河期が来る」「温暖化で全てが溶ける」...。

これらの「世紀末予言」は、ことごとく期限を過ぎても実現していません。にもかかわらず、彼らは恥じることなく、次は「10年後」「2030年まで」と、常に目標を先延ばしにするだけです。

彼らは、化石燃料産業を「おそらく犯罪的に責任がある」とまで言い放ち、その短期的利益が「この惑星の未来」よりも重要ではないと断罪しました。しかし、結果として、彼らの「予言」こそが信頼性を失い、単なる政治的プロパガンダであったことを証明しています。


結論

バーニー・サンダース氏や、彼のような政治家、そして彼らが振りかざす「国連」といった権威は、私たちを恐怖に陥れることで、自分たちの権力と富を拡大しようとしているだけです。

彼らの予言が外れた今、私たちは冷静になり、彼らが何を目的として騒ぎ立てているのか、真剣に考えるべき時が来ています。彼らの煽る「危機」よりも、その危機を口実にした不必要な規制や税金こそが、私たちの生活と自由を破壊する真の脅威なのです。

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