しかし、その後に続く発言は、論争の核心を突くものです。
「私たちは、原因があったことを認めなければならない。ベネフィットがあったことを認めなければならない。しかし、CDCのデータの混乱により、そのどちらも科学的に定量化することはできない。」
彼の主張は、データの混乱が原因で、主張されているリスク(傷害・死亡)もベネフィット(救命効果)も、科学的な確実性をもって立証できないという点に集約されます。
彼の立場は逃げではありません。彼は、「100万人の命が救われた」という主張のような、証明されていないモデルを宗教的教義のように扱うことを拒否しているのです。
「彼らは、私が、ほとんど宗教的な性質を持つような発言をしないからといって、私がごまかしていると考えている。100万人の命が救われたのか?それには裏付けとなるデータがない。研究も存在しない。モデリング研究があり、それは欠陥のあるデータだ。科学的な確実性をもってできるのでなければ、私は何かに署名することはない。」
これは事実に反するものではなく、科学的誠実さを支持するものです。RFKジュニア氏の言葉は、「私は反ワクチンではない。私は科学を支持している(I'm pro science)」という彼の信念を明確に示しています。彼は、感情的な主張ではなく、確固たるデータに基づく透明性と説明責任を求めているのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿