民主党が復活を要求する「クレイジーな」予算項目とは?
アメリカの民主党が議会で復活を要求しているとされる予算項目の一部が、国内外で大きな議論を呼んでいます。これらの要求は、当初「浪費的」として予算から一旦削られた項目だと報じられており、その内容の奇抜さと目的に対し、強い批判の声が上がっています。
以下は、民主党が資金提供を求めているとされる、物議を醸している項目の一部です。
・ザンビアの割礼とパイプカット手術に300万ドル
・ネパールのトランスジェンダーの人々に83万3,000ドル
・西バルカン諸国とウガンダのLGBTQの人々のために420万ドル
・ハイチの男性売春婦のためのペストリー教室とダンスフォーカスグループに360万ドル
・ルワンダの電気バスに50万ドル
・パレスチナ人のためのメディア組織に600万ドル
・レソトのプライドパレードに30万ドル
・セルビアのソーシャルメディアとメンターシップに88万2,000ドル
なぜ、これらの項目が問題視されるのか?
これらの予算要求が批判される主な理由は、以下の点にあります。
1. 優先順位の疑問
アメリカ国内にもインフラ整備や社会福祉など多くの緊急の課題がある中で、国民の税金が、直接的な国益に繋がりにくい海外の特定の活動やグループに多額に投じられようとしている点。
2. 目的の妥当性
「割礼」「ペストリー教室」「ダンスフォーカスグループ」など、一見すると政府予算として計上するには極めて異例で、浪費と見なされやすい具体的なプロジェクトが含まれている点。
3. 政治的・思想的背景
要求されている資金の多くが、ジェンダーやLGBTQといった特定の社会的なアジェンダを海外で推進するためのものと解釈できるため、特定の政治的イデオロギーの道具として税金が使われようとしているのではないか、という疑念。
【筆者の私見】「狂っている」予算の裏にあるもの
このリストを見て、私が抱いた印象は「控えめに言って、狂っている」という言葉に尽きます。
確かに、これらの項目の多くは、日本の「左翼」活動家が掲げるテーマと一部で共通しているように見えます。
しかし、これらの予算要求の規模や対象の広がり、そして「他国」の特定のグループへ向けた資金援助のあり方は、単なる左翼的な思想という範疇を超えているように感じられます。
これらの要求は、国内の利益よりも特定のグローバルなアジェンダや他国の政治的勢力の意向を優先しているのではないか、という疑問を抱かせます。
そのため、筆者としては、彼らの行動を「他国の工作員」と表現した方が、その不自然な優先順位としっくりくる、という思いに至りました。
この問題は、アメリカ政治における民主党内の思想的な分裂と、税金の使い道という最も基本的な問いを私たちに突きつけています。
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